インターネットの仕事をしている

ずっとインターネットの仕事をしている。クライアントの窓口に立って、制作側との調整を行い、webサイトの制作や運用を行ったりしている。自社サービスに携わっていた時期もある。

肩書きとしてはディレクターを名乗ることが多い。I’m in charge of the online marketing. などというフレーズ与えられ、そのような発言をしたこともある。

実は一番最初の名刺の肩書きはエンジニアだった。環境的にあまりアピールするのは避けたいところだけれども、事実を言うとそうなる。しかも言語はPerl。名刺に記載されるぐらいだから、その程度の役割を果たしていたはずと思いたいところだが、どちらかと言うと与える印象の面白さでそのような肩書きが記されたように記憶している。

インターネット黎明期、診断系のサイトが流行っていた。ユーザーが選択した内容に合わせ結果を表示するサイトを作るには、プログラムというものが必要らしいということで、個人的に覚えたのだった。もともと物作りが好きだったので、右往左往しながらも自分の作ったものが実際にブラウザに表示されると、純粋に嬉しかった。友人たちにもお世話になった。

今から思えば素朴なサイトであったが、それなりに流行った。競合が少ない時期だったのだ。雑誌に掲載されたり、ポータルサイトからお声がかかったり、出版化の話をいただいたりした。物理と同じで、情報も軽い方が持ち運びやすく伝わりやすいという考えのもとサイト名や診断結果を設計していたので、思惑通りの反応がひとの口の端に上っている様子を見るのは楽しかった。

なつかしい。ずいぶんと昔の話を引っ張り出して言語化したので、気持ちが苦しくなってきた。

続きはまた改めて。息継ぎしながら投稿していきます。